青い鳥

映画を見ました。
「青い鳥」という阿部寛主演の映画です。
ネタばれになるので、これから見たい人は
読まないほうがいいです・・・。



二学期の終わりに
いじめを苦に自殺未遂を起こして一人の生徒が転校します。
生徒たちは、反省文を書いて、三学期が始まります。
心労を理由に休職した担任の変わりに来る教師が
阿倍寛です。


とても渋い映画です。
反省するとは何なのか?
何もなかったかのような静かな日常は、
本当に平安なのか?


吃音のある教師で、言葉すくない阿倍寛がいい味だしてます。
そして、現代の中学校らしさが、
ものすごく出てる映画です。
大人の都合と子供の都合が、実に都合よく融合して、
こうやって、色々な問題がなかったことになる
現代の教育現場を目の当たりにした気分でした。


阿倍寛が、どもりながら、たった一人の生徒の前で口にする言葉が
印象的でした。
興味ある方は、是非、みてくださいませ・・・。



そして、次は、「誰も守ってくれない」を見に行こうと思ってます。
もちろん、今度のTVの「誰も守れない」も見てから行く予定です。