魔法の本

実は、私は魔法の本を持っています。
その本の存在は、普段は忘れてます。
でも、私が必要になると、私が突然思い出します。

今回、5年ぶりにその本を思い出しました。

その本の初めには、


「この本は一度にたくさん読まないこと」


と書かれています。


「順番に読む必要はありません」


とも書かれています。

そして


「目次を見れば、どのページが一番役に立つかわかる」



とも書いてあります。


この本は「必ず答えがある本」と私は思ってます。
そういう意味で「魔法の本」と私は読んでいます。
そして、普段は魔法にかかったかのように本棚の奥に消えて
手に取ることもない、という意味でも魔法の本です。



この本を書いたのはカトリックの司祭なのですが、
この日記の「信仰」という枠にいれずにこの文章を書いているのも
クリスチャンにしかわからない本とは思えないものだからです。
(まぁ、神様という表現は多い書籍になるかと思いますが・・・)


今回、答えが見つかったので、またこの本は消えます。
そして、また、私が必要な時、私の前に現れます。




「心の奥の愛の声」 ヘンリ・J・M・ナウウェン
          小野寺 健 訳