2年目の子

先日、夜勤のメンバーでの会話。
夜勤のメンバーのうち二人がプリセプターやっている
こともあり、4年目、3年目(私)、2年目で
新人教育の話になりました。


うちは癌センターなので、技術的なところで
必要なものの数は少ないのです。
きっと、急性期の半分ぐらいの量の技術で
十分な感じです。
急ぐような事態もあまり無いので、
それほど慌てることもないです。
だから、表面的な業務だけなら、
おそらく1年もあれば上手に流せるように
なるだろうなぁと思われます。
退院調整的なところを入れても2年もあれば
それなりに形は整えられるようになります。

なので、新人にあせって覚えてもらう必要はなく、
安全、確実に、しかもノンビリと覚えてもらって
かまわないわけです。


が、しかし、2年目になって気がつく子は気がつきます。
今回一緒に話した2年目は、色々挫折を味わってきていて
2年目だけど27歳ぐらいです。なので、ほかの2年目とは
やっぱりちょっと違います。


「この病棟の看護って、人間力がものすごく必要ですよ。
患者さんの方が適当にこっちにあわせてくれているだけなんですよね。」


そう、そうなんですよね。
患者さんが壮年期50〜60ぐらいが多く
また、老人って言っても70前後でまだまだ
ボケもなく、全て自立している人が
くるわけです。


どっちかって言うと、相手の方が相当うわ手で、
上手に看護されてくれてるわけです。
そこに気がつけるかどうかって
2年目以降の成長に関係があるんだろうなぁって
思うわけです。


まぁ、私も偉そうなこといえませんが・・・。