偏頭痛の治療の変更

さて、ここんとこ、偏頭痛の頻度が高く
マクサルトがなくなったので、
病院にいきました。


今までの先生とは違う先生だったので、
色々とお話しました。


1、最近は紫外線で誘発される偏頭痛よりも
睡眠バランスの崩れで誘発される偏頭痛が
多いこと。


2、夜勤があるため、なかなか睡眠のリズムを
整えるのが難しいこと。


3、マクサルトだけで、すっきり効かず、
バファリンボルタレンなどの痛み止めを
併用してしまうこと。


4、マクサルトの内服後、めまいが起きること。


1と2に関しては、
寝ているときと起きているときでは、
自律神経の働きが違い、その切り替えが
うまく行かない事で、偏頭痛が起きてしまう、
ということでした。


3に関しては、今までの治療の経過を見ていくと
色々な薬をためしてはいるが、
偏頭痛治療薬のみで、効果が出ていることが
少ないことから考えると、
筋緊張型の頭痛との混合である可能性が高い、
ということでした。


その場合、筋緊張をほぐす、マイナートランキライザー
頓用で使用すると効果が高いといわれました。
デパスが一番お勧めで、妊娠する予定があるなら、セルシン
いいけど・・・・とのことでした。
マクサルトは、あくまで血管に対して作用するので、
筋の緊張に対しては効果がないので、混合型頭痛が
疑われる場合、デパスなどを試してみるのがいいそうです。
偏頭痛よりも、緊張型の頭痛が強いなら、
筋弛緩作用の強い薬を使うそうですが、
私の場合はおそらく、偏頭痛がメインで、筋緊張はおまけ程度のようなので、
デパスで十分効果が期待できると言われました。


偏頭痛が起こるパターンが決まっているなら、
その1〜2日前から飲み始めてみると効果があるかも・・・・、
といわれました。
人によって眠くなるので、休みの日に試してみて、
眠くなるのなら、寝る前だけ飲んで、昼間のまないなど、
自分で適当に調整していいと言われました。
とりあえず、デパスを頂き、チャレンジして見ることにしました。


4に対しては、これは、マクサルトの副作用だそうです。
「いつ、めまいがする?」って聞かれ
「薬が効き始めて、痛みが取れてきたかこないかって頃ですね・・・。」
と言ったら、
「そのタイミングでのめまいは間違いなくマクサルトの副作用」
といわれました。


偏頭痛は、縮まっていた脳の血管が広がるときに、広がりすぎて起きる頭痛です。
偏頭痛の治療薬というのは、みな、その広がりすぎた血管を縮める作用があります。
血管が、収縮して、痛みが取れるときというのは、脳の血流もちょっと減るわけです。
なので、めまいも起こるわけです。


簡単に言うと、寝ていて急に起きると「クラッ!」と目がまわることが
ありますよね。あれは、起き上がった時に、脳へ血液を送るのが追いつかなくて、
脳の血流が足りなくてクラッとなるわけです。
それとまったく同じ事で、一過性に脳の血流が減ることによりめまいがするわけです。



ということで、取りあえず、心配のないめまいなので大丈夫と言われました。