病院はしご

先日は、


父の入院で大学病院へ→友達のお見舞いでU駅近くの病院へ
→自分の病院の勉強会→父の病状説明で再び、大学病院へ



と慌しかった!!


そして、カテーテルアブレーションを行った父は
説明どおりの合併症(処置中の不整脈2%の確立)で
短ければ4時間、長くても6時間と言われた
アブレーションに7時間かかりましたよ・・・。


でも、まぁ、無事だったのでよかったです。


事前の病状説明で、アブレーションが良く分かりました。
私が学校で授業を受けた頃は、
異常な電波を出す筋を直接焼いていたらしいのですが、
それだと、何かと問題があったようで、
今は、それは行われないそうです。


だいたい、異常な指令を出す筋は肺静脈の入り口あたりに
あるそうです。もちろん、それもアブレーション前に
直接心臓に心電図をつけて確認するそうです。
大腿静脈と中心静脈の双方からアクセスして、
心房を隔てる幕に小さい穴を開けて、左心房にアクセスするようです。


心臓にアクセスして、心電図をとり、場所を確認したら、
焼き始めるそうです。
焼く場所は、肺静脈から少し離れたところを
肺静脈を囲うように焼くそうです。
焼くといっても30度〜60度の温度で焼くので
やけどってほどではありませんが、細胞が死ぬ程度ですね・・・。



つまり、異常な電波は常に発生するけど、
それを殺した細胞で囲ってあるので、
そこから先に異常な電波が進めないってことですね。
細かく焼くので、とっても時間がかかるそうです。


そこに、不整脈なんて起きたら、そりゃぁ
ちょっと時間もとられるよね・・・。
でも、まぁ、Drは頑張ってくれたので良かったです・・・。



でもね、ちょっと不満が・・・・。
カテーテルアブレーションのあとは、
当然足曲げ禁止だろうし、安静だと思うけど、
7時間寝っぱなしの人をさらに6時間寝っぱなしに
させておくっていうのがびっくり!


体位交換もしてもらえなかったらしく
腰が痛いといってました。


そりゃぁ、がっつり体位は変えられないのは分かるけど
ちょっとぐらい除圧してくれてもよくないかい??


だって、安静っていってもさっ、処置台から
ベッドに戻すとき、せーのって感じで
みなで水平移動するわけでしょ?
そのくらいの動きがOKなら、30度ぐらいの
浅い側臥位にしてもよくない?
っていうか、駄目な根拠がわからない。


誰か知っている人教えてくれ!


完全にがっつり仰臥位でいなきゃいけない理由はない気がします。
だって、寝たままでなら、ご飯食べてもOKですっていわれたくらいなんで・・・。
まぁ、戻ってきて、はじめの2時間ぐらい、動かせないのは
分からなくもないけどさ・・・。


ちなみに、うちの病院で、足曲げ禁止で安静の人は
2時間ごとの体位交換するし、
片足(カテーテル入れた側)だけ、うっかり曲げないように
説明して、曲げない自信がない人には、許可をとって
片足のみ抑制させてもらってます。


なんとなくだけど、
「体の向きを変えてくれって言われなかったから
やらなかった。」
ってぐらいのことな気がします。


まぁ、よその病院はよその病院で
色々な方針があるのだろうと、
取りあえず、強引に自分を納得させました。