整形外科の話 その2

id:moz-koさんにコメントもらったから
調子こいて、先日の勉強会で
聞きかじった事を書いてみる。



今までの私のイメージだと


牽引する人→骨がポキっと折れた人
牽引よりまず手術を先にする人→バキバキに骨が折れた人



っていうのがあったんです。
ところが、実際は、
ポキって折れた人は手術で
バキバキの人に牽引をする事が
多いそうです。


これも、( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー
って感じで新しい発見でした。


あと、Drが力説していた話に血栓の話が
ありました。


弾性ストッキングや、フットポンプが
出来る前は、牽引している患者に
さて、手術しようって事になり、


手術室に移動し、手術室のベッドに
移した瞬間、急にSPO2の値が低下し、
意識が飛び・・・・って経験を
少なからずしたそうです。


整形のオペのはずが違うオペになったり
したそうです・・・・。


その経験から、Drは、


「下肢牽引をしている人は、
 100%血栓ができてるとおもって下さい。」



と超力説してました。


臨床上、問題とならない程度の血栓
弾性ストッキングやフットポンプで
とっとと飛ばしてくれ!!って言ってました。


そして、弾性ストッキングより、フットポンプが
良いそうです。
まぁ、フットポンプで血栓を飛ばせるのは分かるのですが、
どうして弾性ストッキングで小さな
血栓が飛ばせるか知ってますか?



実は、弾性ストッキングで締め付けることで、
血管を細くし、血液の流れを早くし、
その勢いで血栓を飛ばしてしまうそうです。


これも知らなかったので
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー
でした。